建築会社や工務店に屋根工事を依頼してはダメな訳 工事に失敗しない13のこと【保存版】

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「屋根葺き替え」を建築会社に依頼してはいけない訳は?


屋根工事、屋根の葺き替え工事単体(外壁塗装を含む場合もある)を建築会社や
工務店、またはリフォーム専門会社ホームセンターのリフォーム部門に依頼して
はいけない理由を最近の話しを含めてお話します。 「お助け隊」は一貫してこ
のような会社、お店に依頼してはいけないと言ってきました。 


その理由をまとめて解説したいと思います。間違った工事の依頼先、元請け会社
の選択に失敗しないように、その失敗の確率を極力低くする為に、いろいろお知
らせしたいと思います。


街の工務店や建築会社;家を建ててくれた会社かも含みます。彼らの屋根葺き替
えの費用は、屋根屋の施工費用+建築会社のマージンです。これが結構高い。
最低30%~50%、100%になることも珍しくありません。屋根屋直接との
取引の倍です。そうしないと会社が成り立っていきません。


それは、彼らは住宅を「建てる」のが本業です。屋根のリフォームは亜流の仕事
メインの事業ではないのです。建築会社とは住宅を作るのに必要な、いろいろな
職種の会社を傘下に置き、謂わいる下請け群を持っていて、おのおのの仕事を依
頼します。屋根屋はそのひとつです。


会社が大きいと必要経費も当然大きいです。社長以下役員の給料、営業の給料、
設計をする社員の給料、デザイナーの給料、総務部、庶務、等など会社が大き
ければ大きくなるほど経費、人件費、運営費が大きくなるのです。


その必要経費は、当然屋根の工事を依頼するお客様が負担するのです。
だから、少し大きい建築会社、工務店の施工費用が高いのは、当然なのです。


100平米の屋根葺き替え工事、スレートをガルバリウム鋼板でカバーする工事
を、屋根屋が直接請負うと、例えば100万円でできるとします。相場です。
これを建築会社、工務店が見積を出すと、200万円になります。だって屋根屋
は、100万円で受けるわけですから、残り100万円が建築会社、工務店の取
り分で利益です。その営業マンには、歩合の40万円程度がいくかもしれません


これくらいが、当たり前の見積なのです。屋根屋直の相場の50%増しだったら
安いくらいです。 そんな見積は毎年沢山見ています。お客様もびっくりします

現場の写真


「え!、屋根屋さん直接だとそんなに安いの?」と。
イイエ、屋根屋さん直が本当の施工価格で、工務店の見積には工務店のマージン
というものがのっかています。とお答えしています。


普通の屋根屋なら、相場の価格で充分に利益が出せるようになっています。
相場とは、その価格で一番施工された価格なので、屋根屋にとっもお客様にとっ
ても、最も納得できる価格です。


じゃ、建築会社や工務店などいらないのでは?


と思うかもしれませんが、そうではなくて彼の存在意義・本業は家を「建てる」
ことです。家を建てるときには、いろいろな職種の職人に各工程の作業をしな
ければなりません。


基礎工事に始まって、大工、左官、内装屋、設備屋、電気配線、屋根屋、庭師、
フローリング屋、ガラス屋、サッシ屋、風呂、トイレの設備屋、設計士など、実
に様々な下請けがいます。工事の日程に合わせて部材と人を手配しなければなり
ません。実は建築会社や工務店は自分で実工事をやりません。その殆どを契約し
た下請けに依頼します。その受注、発注、手配、管理、お客様との折衝を仕事と
しているのです。 そしてそこから利益を得ることを目的にしています。


もし、お客様が自分で上の全ての工事工程の発注、管理をするのは、不可能では
ないですが「家をたてる」ことの知識がまったくない普通のサラリーマンではま
ずできないことです。なのでそこに建築会社の存在意義があります。家を建てる
のを依頼するのは、建築会社や工務店が適切な依頼先なのです。


・・・屋根の葺き替え工事「単体」では屋根屋と直接が最も適切な依頼先です


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元請けから安くやってくれと頼まれた・・・ら屋根屋はどうするか?


元請けの言う事を聞かないと、次からの仕事はなくなる・・・という脅しも含ま
れている場合も多いです。 良い建築会社、工務店は、無いのでしょうけど、
その場合、屋根屋はどうするかというと、「それでもお客様の為に良い仕事をす
るべく一生懸命に仕事をするか?」薄利でもお客様の為にやるという屋根屋は、
まずいません。 いかに利益を出すか?いかに経費、人件費を減らすか?に気持
ちが傾きます。工事の日程を減らすには?良い職人を使わずにアルバイトを入れ
て、なんとか凌ぐか?わからないように工事の手抜きができないか?幸い材料の
指定がないので、質を落として施工するか?などを考えます。


この意味でも工務店や建築会社に依頼するのは、いかにリスキーかが理解できる
と思います。屋根屋直接、屋根屋が提示した価格でお客様が不満な場合は、屋根
屋は、それを断れます。しかし、間に強い元請けが入り込むと、屋根屋の意思や
お客様の意思以外に、建築会社の思惑が入ってしまって、お客様は高いお金を払
ったのにと不満ですし、施工する屋根屋は、こんな安い価格で仕事をしなければ
ならないと、両者が不満を持つ場合もあるのだということを覚えて置いてくださ
い。 ・ ・ ・  間違っても工務店や建築会社に屋根葺き替えの工事単体を
依頼してはいけません。 


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屋根葺き替え工事は、電化製品を買うのとは訳が違う

子猫の画像

屋根葺き替え工事を屋根屋と契約する、つまり工事を買うのと電化製品を家電量
販店で購入するのと何がどう違うのか?


家電製品を買う際、値引き交渉をしますよね、それと屋根葺き替え工事の値引き
交渉と何が違うのか?価格ばかりでなく、ある重要な点が違います。


家電製品を買う際は、既に出来上がっているものを購入します。 工場での検査
も通って保証も付いています。


しかし、屋根葺き替え工事は、出来上がる前に「工事」と言う商品を契約・購入
する訳です。ベルトコンベア式の大量生産品を買うのではなく、お客様だけの、
カスタムメイドの、あえて言えば特注品を買うのです。


多少の値引き交渉や、おまけを交渉するのは、良いとしても、過渡の例えば相場
100万円の屋根葺き替え工事があったとします。これを30%引きの70万円
でやらせたとしたら、真面目な屋根屋はまず請けないですが、仕事が無くて困っ
ている屋根屋を見つけてこの価格を無理に認めさせたら、何が起こるのか?


少ない利潤で仕事を請けなければならなくなった屋根屋の棟梁は、まずどうやっ
て儲け・利潤を確保するすか?を真っ先に考えます。材料の質を落とす、工程を
簡略化する、職人の日当は決まっていますので、工事日数を減らすのにどうする
か?


・・・正式な職人を使わずに、アルバイトを雇って、もちろん工事をやらすのが
不安な場合は、雑用とか誰でもできることをさせると思いますが、段取りが悪い
と職人のミスや、「金貰ってないので、こんなもんかな」程度で済まされてしま
います。屋根屋は、直ぐに分かるような施工はしません。しかし、本当は耐用年
数が25年ある製品が、10年で雨漏りになってしまっては、本当に、


「安物買いの銭失い」になってしまうのです。 


安さだけで選んでしまって、変な工事をされたお客様からも、電話があります。
価格が安いから、そうなったとは言えませんが、様子を聞くと、何日も工事をし
ない日があったり、慣れた職人さんではない人が工事をしていたとか、いろいろ
素人からみてもおかしなところがあったと言っていました。


じゃ、高いと間違いのない屋根葺き替えが100%できるのか? これも誰も保
証してくれません。失敗する確率は減るかも?しれません。しかし、例えば工務
店や建築会社に(屋根屋直の)相場よりかなり高い、2倍の金額を払っても屋根
屋直の契約より良い屋根ができるのでしょうか?


今までの話しの流れから言って、答えは、「NO」ですよね。

こんな工事にこんな高いカネを


建築会社が、自社の規定で屋根屋の取り分と同じ金額を儲けとしていて、競合が
あって、10%値引きをしました。 180万円、屋根屋直の価格よりかなり高
い、ではその値引きは会社がかぶるのでしょうか?下請けの屋根屋の施工価格を
下げ、安くやるように頼む、安い価格を押し付けるのか?


もし会社が被って屋根屋の費用は削らないなら、まあ普通の会社、下請けの屋根
屋を大事にする会社ですから、屋根屋は育つでしょう。


しかし、この値引き分を屋根屋の費用から差し引くようねこともあり得ます。
屋根屋の取り分は、本来100万円の請負工事ですが、20万円少なくなって、
80万円、屋根屋直の普通の価格で仕事ができません。 さあこれで、良い工事
を期待できますか?建築会社、工務店に高い金額で発注してもこのようなリスク
が伴うのです。


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屋根葺き替えを失敗しない為の方策(難しいかもしれませんが・・・)


ではどうするのか? 安く工事をしたのなら(この場合相場程度のと言う意味)
また、工事不良を起こさせないようにするにはどうするのか?
実際にやれるかどうかは別にして、できる可能性のあることを言うと次のように
なります。 できるかは、お客様次第です。推奨もできませんが全部やったら、
失敗する確率はかなり軽減すると思います。できることからをやってください
ひとつ、ふたつでも失敗の確率は減ると思います。


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・・・屋根葺き替え工事で失敗しない13のこと


1:相見積をとるところ;建築会社、工務店、ホームセンターはやめる。
(無料屋根修理業者、訪問業者は絶対やめたほうが良い、甘い言葉に騙され
てはいけない。彼らがダメな理由は、別の機会に書こうと思います)
唯一屋根屋から直接見積を取ってください。


2:ガルバリウム鋼板の葺き替えなら屋根屋と謳っていれば殆どの屋根屋が工事
できますが、瓦専門の業者はやめるべき、ガルバの工事はできない場合があ
ります。


3:相見積は、最低でも屋根屋直のものを3社、できれば5社とって比較して欲
しい。 そうすれば相場がなんとなく分かります。 それとお助け隊のガル
バリウム鋼板の施工価格例とを比べてください。


4:使用する屋根材のお勉強をしてください。
そんなに材料の種類はありません。 コンパネ(下地材)、ルーフィング
(防水材)、仕上げ材であるガルバリウム鋼板。その他の部品です。


5:屋根のことなど全く分からないというお客様が殆どですが、大切な毎日生活
している家の重要な構成物です。数万円の電化製品でもいろいろカタログを
見て、機能を比べてお店を数軒回って購入しますよね。なら何故数十万、時
には、百万円以上の買い物です。必死に調べても良いのではないでしょうか


・どのようなガルバリウム鋼板があるのか?ルーフィングは?
・屋根の工事ってどうやるのか?を納得のゆくまで学習してください。
・ガルバリウム鋼板での工事のマニュアルなどは、各メーカーがHPで公開
しているところもありますので、工事の基礎知識として使えます。
・ガルバリウム鋼板の価格もカタログに書いてあるメーカーもあります
参考にしてください。

困った画像


6:5を鑑み、各材料をご自分で選んで、その屋根葺き替えの仕様を決めてくだ
さい(ガルバリウム鋼板の色や意匠だけがお客様の関心時でしょうが、ルー
フィングは見えませんが屋根にとって最重要と言っても良い材料です。
今の家にとっての最良の材料・工法を選んで、その仕様で各社から見積を貰
ってください。 その際材料・工法のアドバイスを屋根屋から聞いてくださ
い、予算に合わなかったら、仕様を考え直します。こうやってベストな材料
ベストな工法がだんだん分かってきます。相場も分かってきます。


7:見積の出し方も要求してください。
比較検討するのにお客様にとって都合のよい書式で書いてもらってください
同じ項目、同じ数量での見積を屋根屋直でもらってください。
例えば:(スレートのガルバリウム鋼板重ね葺き替え工事では・・・)
◎ルーフィング(防水材)のメーカー、商品名、数量と単価、金額
◎ガルバリウム(本体)のメーカー、モデル名、数量、単価、金額
◎その他の部品、部品名、単価、数量、金額
スレートのガルバリウム鋼板への重ね葺き工法での見積項目はたった
これだけです。 一番分かり難いのは、その他の部品費用ですが、ま
とまっての項目(その他の部品費用として)でも良いです。
・その他、必要な見積もあったらそれも別項目にしてもらう。


何故同じ見積書の書式にしてもらうのか?と言うと、会社は勝手に見積項目
を作り、お客様が分かりやすいようには作ってくれないからです。
結果、ただでさえ分からない工事の見積なのに、会社ごとにばらばらな書式
の見積を貰っても訳が分からず、比較が困難になりからです。
(これは屋根屋の「手」なのかもしれませんが・・・


とにかく見積を依頼する場合は、見積項目を自分で考えてその書式に則って
記入してもらうか、同じ項目で書いてもらうかしてもらってください。


8:ご自分の屋根工事仕様書ができたらこれに沿って見積をもらうのですが、
営業が、要求された材料より別の材料を勧めてきたら、何故その材料が良い
のか?何故自分の材料では、都合が悪いのか?納得のいくまで聞いてくださ
い。その見積も貰っても良いですが、自分の仕様の見積も貰ってください。


9:営業マンの言う事を良く聞いて、できればメモをとるなりして、約束したら
何か文書でその約束を書いてください。 あるリフォーム業者は、そのメモ
を2通つくって、お客様にサインして確認していました。


10:契約するときは必ず契約書を交わしてください。
その際、打ち合わせで約束したことを文書にして確認してください。


11:仕様の通りの材料を使っているかチェックしてください。
ご自分で考えたルーフィング、ガルバリウム鋼板で本当に施工するか?
部材が搬入されたら教えてもらって、見積書かメモでチェックすればOK。
屋根屋を疑っているようですが、普通、製品を買ったらチェックしますよね
同じことです。自分の発注したものと違っていたら、即交換です。
当たり前!


12:2階の屋根で足場があり安全なら、実際に屋根に登って各工程での出来上
がりをチャックをしてください。くれぐれも無理をしないように、出来ない
方が殆どと思いますが、でしたら各工程での写真を撮って見せてもらってく
ださい。 契約時に言うのがよいかと思います。自分も屋根に上るのは面倒
ですが・・・ でどこを見れば、何をチェックすれば良いのか?
当たり前の疑問ですね。 詳しくは書ききれませんので、電話で聞いてくだ
さい。 チェックシートでもあれば良いのですが・・・
む~ん 大変です、私は、書けないかもしれません。


13:ここで疑問があります。 この工事は最終的に大丈夫、終わりですと誰が
言ってくれるのでしょうか?施工した屋根屋は、工事がおわりましたので、
検収の「印鑑」をください。 と言ってお客様にチェックのサインか印鑑を
もらいます。でもだれが最終チェックをしたのしょうか?


お勉強をして、ご自分でこれなら大丈夫と自信をもって言えるお客様は多分
皆無と思います。 参考までですが、別の屋根屋にチェックさせるというこ
ともできます。 費用はかかりますが、セキスイの屋根診断士の資格をもっ
たある屋根屋がいて、依頼すれば責任をもって詳しく調べてくれます。


施工した屋根屋がいないときに見てもらって、悪いところを指摘してもらう
のです。クレーム、やり直しをしてもらうかどうかは、お客様次第。
・・・問い合わせてください。


できそうもないことも含めていろいろいっぱい書いてしまいました。しかし簡単
に実行できることもあります。 どれをやるかは、お客様次第ですので、良い工
事を、失敗しない屋根工事、屋根葺き替えを完成させるために頑張って頂きたい


更に詳しい解説、追加の解説


上記13個;具体的に何を忘れた、やらなかった、心配したが出来なかった始め
から知らなかった; 知らなかったのが一番多いと思いますが、気にかけなかっ
た為に悪い目にあったお客様の例をお知らせしておきます。全てのお客様で起こ
るわけではないですが、心に留めておいてください。 何が起こるのか?


1:建築会社、工務店に屋根葺き替え、屋根工事を依頼すると、そこでマージン
が発生して、相場(ここで言う相場とは、屋根屋直接に依頼した費用です)より
高い施工費用がかかった。 これは何でわかるかと言うと、しばしばお客様から
工事が終わってから、参考のためと称して、建築会社や工務店で工事をしたのだ
が、価格をチェックしたいと、相談が沢山あるからです。 見積、または請求書
をFAXで送ってくるお客様もいます。それを元にお助け隊では、建築会社、工
務店、またはリフォームの専門店と称する業者が、屋根屋直接依頼するより、
30%から50%2倍(100%増)というのもそんなに珍しいことでは無かっ
たのです。


ひどいのは、訪問屋根工事業者で、何度もサイトに書いていますが、2倍、3倍
は当たり前、この当たり前は、件数が多いという意味の他に、その金額でなけれ
ば会社が成り立っていかないから、当たり前なのです。


100平米の単純切妻、スレート葺きをガルバリウム鋼板、普及品、ルーフィン
グも普及品でカバー工法の屋根葺き替え工事、300万円が彼らの標準価格です
「標準価格」は言い過ぎなら、当然の価格なのです。 


なぜなら、100万円で工事屋が工事をしますが、100万円は営業マン、残り
の100万円が訪問会社なのです。ですので、トータル300万円はかかるので
す。営業は、これ1件で、2ヶ月は暮らせますし、訪問会社は、完全歩合制です
と営業の給料は払わなくても良いので、まるまる営業利益になります。


2:屋根の工事はどこも同じではありません。 瓦屋にガルバリウム鋼板などの
金属材料での葺き替えを依頼すると、そこができれば良いのですが、知り合いに
丸投げするところもあります。でもマージンは取ります。これ建築業界の悪しき
慣習で、何か口を利いたらマージンが発生すると思ってください。また逆もしか
り瓦工事を板金専門の業者に依頼すると、その業者は瓦専門の会社に丸投げです
もちろんマージンが取られます。重要なことは、依頼した業者が、本業が何か?
なのです。 もっと言うとやりたい工事を自社だけでやってくれるのか??です
しかし、会社名を見ても、ホームページを見ても、確実に分かる場合は少ないの
が現状です。 営業品目に書いてあっても、それが自社でできるのか?協力会社
に依頼するのか? 書いてないからです。 聞いても多分わからないと思います
気に留めて置いてください。


また、材料によって得意、不得意があります。 同じ板金でもガルバリウム鋼板
はどこの屋根屋でもできる普通の屋根材ですが、同じ金属でもジンカリウム鋼板
はできない業者とできる業者がいます。工法は同じでも、材料が違うと、工期が
延びてしまって、高くつく、または工事が綺麗にできないなどの不都合が起きま
す。


トタン(溶融亜鉛メッキ鋼板)は、今では殆ど新築では見なくなりました。それ
に連れて屋根屋もリフォームでこれをやらなくなっています。技術者、職人が引
退してしまった。依頼が激減してしまった為で、価格が高くなる傾向にあります
また、現在はトタン材料は、なくりつつあり、ガルバリウム鋼板がこれにとって
代わっています。 逆にこれを商機と捉え、トタンが得意な屋根屋さんもいたり
します。しかし、それら屋根屋を外から区別するのは、極めて困難になっていま
す。自分のやりたい屋根材、工法で葺き替えをしたいと思っても、どんぴしゃり
の屋根屋を見つけるのは、相当に困難な時代です。


3:屋根葺き替え、屋根工事を年に何回もやる方は殆どいないと思います。一生
に一度か二度、三度程度と思います。 相場なんてわかるはずもありません。 
その時になって調べ始めます。 それが普通で、日頃から、屋根葺き替え工事の
価格を調べている日本人はまずいないでしょう。 当たり前です。でも3万円の
電化製品を買うのに価格を一応調べるでしょう? 家電量販店や秋葉原で最低で
も2軒、3軒と価格を比べますね、100万円内外の屋根葺き替え工事なら、も
と深く調査しても良いのではないでしょうか?いえ、するべきです。 


その基本となる屋根材、工法、価格の情報を何も知らない方でも分かるように当
HPは作ってあります。特に価格は、お客様の今の屋根の例えばガルバリウム鋼
板での正確な葺き替え価格は無理ですが、おおよそこんなもの、概算は材料別、
工法別にお知らせしています。参考になると思います。まずはガルバリウム鋼板
についてはこのHPを読んでもらって、基礎知識を増やして頂きたいです。


4:3に引き続いてですが、家の屋根材、瓦なのか?セメント瓦なのか?スレー
トなのか?スレートって何?というお客様も大勢いらっしゃいます。別に良いの
ですスレートを知らなくとも恥でもなんでもないです。ガルバリウム鋼板?ジン
カリウム鋼板なんて知っているお客様は皆無です。 それでも普通です。生活で
は一度も出てきません。日常会話でそんなガルバリウム鋼板などの名前なんて聞
いたことないと思います。でも屋根屋は、平気で普通に知っているものとして、
セールスします。ガルバリウム鋼板ってなんですか?と聞いてもろくな答えが返
ってこないこともあります。 説明できない屋根屋も、屋根屋の営業も沢山いま
す。 お客様に良くわかるようにという意味で。


安くて良い材料が今は沢山ありますが、知らないとそれまでです。使う使わない
は別として、この世に中にどのような屋根材があるのか?それは他と比べて何が
違うのか?使う利点な何か?知ってください。 そんなに20も30もないので
屋根材は主にガルバリウム鋼板、ジンカリウム鋼板、スレート、瓦、セメント瓦
などを知っていれば充分、その他真新しい屋根材が出てきたら、それはガルバリ
ウム鋼板とどう違うのか?どこが利点なのか?屋根屋に聞くことです。日本人は
何か知っていると偉いで知らないと「無知」と思われるのか?聞くことを尻込み
言い過ぎなら、聞くことが面倒と思っている方が多いです。聞くことがいやなら
、このHPを読んでください。殆どの屋根材についてお知らせしています。 
このHPはガルバリウム鋼板の専門Webですので、他よりは、葺き替えについて
の基礎情報として詳しいです。


5:屋根工事、屋根葺き替え、ガルバリウム鋼板の施工について、本当に基本的
な知識を持ってください。その基本知識を知っていれば怖くないです。簡単には
、ガルバリウム鋼板の葺き替え方ですが、今の屋根が:


瓦なら、ガルバリウム鋼板へ交換するには、瓦を撤去して、ルーフィング、ガル
バリウム鋼板の施工です。 スレートならその上からルーフィングしてガルバリ
ウム鋼板の施工です。金属屋根、一番多いのがトタンですが、コンパネを施工し
てルーフィング、ガルバリウム鋼板か、そのままガルバリウム鋼板です。 この
ガルバリウム鋼板は、トタンと同じ形で材料が違うだけですので、そのままトタ
ンの被せ工法になります。


瓦の屋根は、昔は土葺きと言って下地材に土を乗せて、瓦を土で固定していまし
た。しかし、今は(1995年までは)瓦は引っ掛け工法と言って、瓦に爪があ
り、下地材の上に桟木という、角材を施工してこれに瓦を引っ掛けて固定してあ
ります。しかし1995年に阪神淡路大震災があり、瓦屋根が甚大な被害を受け
たので、引掛け工法をやめて地震にも耐えられる耐震工法が、考案され今は殆ど
がこの耐震工法です。別名ガイドライン工法と言います。 などなどご自分に関
係ある工法、材料だけで良いので知ってください。


6:これが一番むつかしい問題です。自分で屋根葺き替えの仕様を考える???
そんなこと出来るわけないではないか?と文句が飛んできそうですが、そんなこ
とはありません。屋根屋の言いなりにならない為にも是非挑戦して貰いたい。少
なくともあと何年使いたい、このような屋根にしたい、予算はこのくらい、その
ためにどの屋根材、屋根葺き替えの工法を選ぶくらいにはなって欲しいです。
ガルバリウム鋼板もいろいろあって、縦葺もあれば横葺もあります。どちらにす
るか?これは好き嫌いではなく、技術的な要素がありますが、そんなに難しいこ
とではないです。知って欲しいことです。またガルバリウム鋼板でも塗装によっ
て寿命が違いますが、それはあと何年この家に住みたいですか?の回答がないと
、闇雲に長寿命の製品を選んでも余計な出費になるので、気を付けて欲しいと思
います。


7:簡単です。見積の書式を自分で考え、それに沿って見積を書いてもらうので
す。それは価格の比較に便利だからです。また見積の項目が屋根屋によってばら
ばらです。それを一緒にして、比較し易いようにしてもらうのです。例えば見積
の項目を屋根屋に教えてそこに記入してもらえば良いのです。例えば:1:足場
費用、2:瓦撤去費用、3:廃材処理費用、4:ルーフィング(防水材)施工費
用、5:ガルバリウム鋼板本体施工費用(材料費+施工費)、6:ガルバリウム
鋼板本体以外の部品施工費用、7:諸経費、運搬費、などです。


屋根工事の見積項目をやたらと細かく部品の名前を全部書く屋根屋さんがいます
が、そんな専門の用語を言われても分からないです。質問もしようとはしません
そして分からいまま、ボツになったりします。屋根屋の責任もありますが、何や
ら訳の分からい見積を出せばいいなりに契約してくれると思っている節がありま
すよね?

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