リフォームで・キッチンを2セットにその利点、理由

私のリフォームの指針;(優先順位付け)


親の家に子供夫婦子供が同居すると、広さが充分なときは、昔の間取りを変えて
2世代住宅にしますよね。私のところも母親が年を重ねたので、母親、私、妻、
子供の4人が同居することになりました。
約50年前に建てた家は、古いけどまだ立て直すよな老朽化はしていませんでし
たので、傷んでいるところは、修理して、大幅に間取りを変更しました。


それで、リフォームにあたり、何がリフォームで重要なのかを、優先順位を付け
て計画をしたのです。それが下の順位です。

 

  1. :安全;地震対策、防火
  2. :間取り変更、とくに母親の年齢も鑑み母親の居室からトイレ、台所
    が近い間取り変更(妻と母親のいさかいが起きにくくするため台所
    は2つにする)
  3. :断熱、特に冬は、母親のヒートショックを防ぐという観点から良い
    断熱を選ぶ
  4. :妻の嫁入り道具である、箪笥は廃棄せず、収納する場所を確保する
  5. :価格
  6. :狭くても良いので、自分の書斎

の6個の優先順位を付けて計画をしました。

 

何故この順位を考えたのか? というと、リフォームを計画をしていくと、予算
との兼ね合いで何の為のリフォームかを忘れがち、4人が仲良く暮らす為のリフ
ォームなのですから、自分の欲求ばかりを計画していくと、重要な点、リフォー
ムをしたそもそもの目的を忘れないようにするため、予算との攻防で、絶対に譲
れないものと、妥協できるもの、無くても良いものなど、優先順位を予め考えて
おかないと、工事の金額はとんでもないことになります。


以前の間取りは、下のようでした。

実家の旧間取り

・ ・ ・ ・ ・ ・ 2階部分 ・ ・ ・ ・ ・ ・

以前の間取り 2F

・・・・・・ リフォーム前の間取り(昭和41年、1966年築、1978年増築)

昔の家の作り方;


まあ、今の考えからしたら、無駄な間取りです。 ここに、父、母、私、妹、弟
の5人で住んでいましたが、その当時でさえ常時使っていなかった部屋は、8畳
の洋室、6畳の和室、3畳の和室(もの置きになっていました)で、建てた当時
もあまり使い勝手が良くなく、特に8畳の応接間は、お客などは、年に2、3人
(組)来れば来たほうで、殆ど使ってなく、もったいないスペースだったのです
当時は応接間を作るのが、流行っていたのですが、それに対して、キッチンは4
畳半で狭く、隣のダイニングは、後から増築したのですが、これも付け足した部
屋でしたので、居心地のあまり良くないスペースでした。


家を建てた、計画したのは、祖母だったのですが、彼女の趣味、好みがふんだん
に盛り込まれていたのですが、肝心の住民の好み、使い勝手などは、あまり考慮
されていません。


まあ、父親は商売で忙しく、かつ家の作りにはあまり関心が無かったようで、も
っぱら間取り、建築会社との打ち合わせは、祖母が当たっていたようです。
そのくせ父親は、いろいろブツブツ文句を言っていたのを覚えています。家を設
計したことがない祖母も、分からなかったのかもしれません。 なんせ初めて戸
建ての家を設計したのですから。自分たちの生活より、もしもお客様が来たら良
いお部屋でくつろいでもらい自慢の家を見てもらう。そんな家なので、私の代で
もう少し間取りを変えて少しでも住みやすい家にしたかったのです。

 

キッチンはセットを母親用と嫁、私用と2つ計画;


まずは、住人優先で応接間は廃止し、居間に、母親と嫁とのトラブルは多分キッ
チンからと信じていましたので、移住の前は別に仲が悪いわけではなかったので
すが、私と妻と間にもキッチンの使い方でもめることも少なからずあったので、
とても母親と嫁と同じキッチンを使うのは良くないと考えて、母親が自分で料理
ができなくなるまでは、好きなように食生活ができるようにしました。


・・・私も自分で料理をしますし、家族の食事をたまに作るのですが、キッチン
の使い方が母親、嫁、私と3人とも全く違い、食事をとる時間もまちまちです。


結果、キッチンを2つ作って母親は自分で、自分の生活サイクルで食事をし、生
活できるので生き生き、気兼ねなく生活していますし、嫁も母親をちょっと助け
ますが、自分の生活スタイルを大幅に変えること無く過ごせます。


で、大幅に間取りを変えたものが、したの図面です。 基礎、屋根、柱の大きな
基本構造は全く変えず、間取りを変更しました。リフォーム時には、壁、窓、
ドア、床、天井は全て撤去し、残ったのは屋根と柱、土台(基礎)のみでスケル
トン状態にまでやりました。 断熱材を施工する為にもそうせざるを得なかった
のです。

2世代住宅リフォーム後の間取り

2階は、息子の部屋と、私と嫁の寝室、これは洋室から和室に変更しました
 

地震対策、そのときやったこと


ここで初めに考えた1の安全の為に大幅な譲歩をしています。真ん中のスペース
、キッチン、リビングに柱が1本残っています。 また冷蔵庫のところにある柱
も撤去して、広くしたかったのです。 何社かの建築会社は、このリフォームの
為に現れてしまった柱を撤去する案を持ってきましたが、家の安全を考えて撤去
は我慢しました。 家の強度が落ちることを心配しました。 それを補強するこ
ともできましたが、予算との兼ね合いで止めました。


デザイン的にはあまり優秀な設計ではないかもしれませんが、優先順位的にやめ
たと言っていいと思います。 また地震に対する対策もやりました。古い建築法
の元で建てられた家なので、まず耐震チェックをして、次の対策の工事を追加し
ました。


1:基礎と柱との間はホゾと言って柱に切り込みをつくり、土台に組み込んであ
るのですが、金具などで固定してありませんでしたので、大きな地震の縦揺でこ
のホゾが簡単に抜けてしまいます。重要な柱が2箇所抜けたら多分全壊で、1箇
所でもかなりのダメージになるので、このホゾ抜けの防止対策をやりました。


2:壁には何も対策していませんでしたので、耐震の診断から、要所に体力壁を
入れ、横揺れの対策をやりました。これは、どこに施工するのか?地震の診断を
してもらえば直ぐに分かります。 古い家を耐震リフォームするときは、最も重
要な項目になります。 屋根を軽くせよ!とは言われませんでした。


(良く瓦の家は重心が高くなっているので、思い瓦を軽い金属にしたほうが耐震
的には良いと言われますが家に依って、効果的なのとそうでない場合がるようで
す。これも耐震診断をしてもらうのが正解です。

 

断熱材:


これに一番労力とエネルギーを注ぎました。 まず半年をかけて断熱についてお
勉強をしました。そして、当時普通に使われているグラスファイバーが良くない
ものなのか?どの材料が費用対効果があるのか? シックハウスなど身体に害の
ない材料はどれなのか?調査しました。


結論は、米国では極めて普及している、新聞紙からつくる断熱材が一番良いと結
論して、この材料を施工できる工務店、建築屋さんを探しました。結構必死でし
た。 しかし、がっかりしたのは、近隣の建築会社、工務店20社に見積依頼し
8社に実際に家を見てもらって適切な断熱材について、アドバイスや営業を期待
したのです。 でも全く期待外れで、断熱材についての知識が全くない、または
全く気にしていない建築会社の多い、殆どの会社がお薦めの断熱を持っていませ
んでした。


私は、どの会社にも同じ様に、リフォームの基本的な方針、特に地震対策と断
熱について良い提案をお願いしたのですが、1社も私が耳を傾けたい話しがあり
ませんでした。 驚きとともに酷く失望したのを覚えています。
この国のリフォーム会社、建築会社、工務店はお客様のニーズに全く無知である
とともに、家の性能について全くお勉強をしていないのか?と思いました。
・・・どうしようと! で私なりにベストの断熱材料を探してその材料を施工で
きる会社を見つけることにしました。これはしっかりこちらが勉強しないと大変
なことになると思いました。


セルロースファイバー:
私が半年間、私なりに勉強したり、見学会、セミナーなど聞いたりして出した結
論は、セルロースファイバーでした。 この経緯はまた別の機会にお話したいと
思いますが、この材料を施工してくれる業者を探すことからまたはじめした。
そして、1社だけこの材料を扱っていり業者を見つけました。 1社です。
お陰で、冬の昼は殆ど暖房要らず、室内の温度が15度以下になるのは、大寒あ
たりの一番寒いころだけで朝太陽が登る直前でもこの温度は保たれています。
夏のエアコン代もかなり節約できていると思います。
(以前の生活と比較できなのですが)


朝暑くて、起きてしまうことや、冬、寒くて布団から出られないという今までの
ことは全く無くなりました。母親も何故か風呂から自分の部屋まで、冬、かなり
薄着で移動するのですが、そこで酷く寒いということは無くなりしました。
ヒートショックは心配なさそうです。

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